医師紹介
「苦痛が少なく、精度の高い内視鏡検査」を
繰り返し定期的に受けて頂ける医院
当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。当院は消化器内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)を通じて胃がん・大腸がんをはじめとした消化器がんの予防、早期発見および早期治療を専門としています。また逆流性食道炎や過敏性腸症候群、慢性便秘など日常生活との関わりの深い消化器疾患の内視鏡を用いた専門的な診断および治療も数多く行っております。
日本における死亡原因の第1位は「がん(悪性新生物)」です。長寿化の進む現代の日本において、一生涯のうちで2人に1人が、がんに罹患すると言われています。大腸がんで言えば、罹る人・亡くなる人ともに増加の一途をたどっています。しかしながら、我が国で広く大腸がん検診として行われている便潜血検査では早期がんの約50%程度、進行がんでも約80%ほどしか見つからないと言われています。
私は病院勤務医時代、沢山の消化器がんの患者さんを担当しました。その中でも特に食道がん・胃がん・大腸がんの患者さんが多く、救命することはもちろん、がん治療後のQOL(生活の質)を高く保つためにはがんの早期発見が何よりも大切だと痛感致しました。消化器がんの多くは、発見が早ければ内視鏡手術という、術後にほとんど身体への影響が残らない方法で完治させることができます。しかしながら、発見が遅れると、身体への負担の大きい外科手術や抗がん剤治療、放射線治療が必要になったり、場合によっては救命できないことがあります。
消化器がんの診療に携わる中で、患者さんから、
- 「初めて受けた胃カメラが辛かったので、もう2度と受けたくないと思い検査を受けられなかった」
- 「知り合いの大腸カメラを受けた話をきいて、とても痛かったとのことで怖くなってしまった」
- 「お腹の症状が何もなかったので、まさか自分に大きな大腸がんがあるだなんて思っていなかった」
などというお話しを伺いました。その度に、「苦痛が少なく、精度の高い内視鏡検査」を繰り返し、定期的に受けられる環境さえあれば良かったのに、がんが発見されるのがあともう1年だけ早ければ良かったのに、という悔しい思いを何度も経験してきました。
そのため、何かお腹の症状のある患者さんはもちろん、例え無症状であったとしても、年齢・併存症・家族歴・生活歴などからリスクが高いと考えられる患者さんが、予約や検査の負担が少なく、精度の高い消化管検査を繰り返し、定期的に受けられる環境が大切だと強く考えております。
胃カメラ・大腸カメラというと「検査を受けるのが面倒だ、辛い検査なのではと心配だ」というようなお考えの患者さんが多いように感じております。当院では患者さんの御負担を少しでも減らし安全な検査が実施できる環境を整えております。また、以前胃カメラ・大腸カメラを受けたときに辛い経験をされた患者さんへは詳細な問診を実施し、必要に応じて高画質の細径スコープ(鼻からの胃カメラ)や鎮静剤を用いた「苦痛が少なく、精度の高い内視鏡検査」の実施を日々意識しながら診療に臨んでおります。
千曲市、坂城町、上田市、そして私の生まれ育ったここ長野県全体において、消化器疾患で苦しまれる患者さんを1人でも少なくできるよう私の専門分野である消化器内視鏡診療を通して、地域の医療へ貢献したいと考えております。胃カメラ・大腸カメラに関してはもちろん、何か体調で気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
副院長 色川正峻
資格・所属学会
- 日本消化器病学会専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
- 上部消化管内視鏡スクリーニング認定医
- 大腸内視鏡スクリーニング認定医
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器がん検診学会 所属
- 日本医師会認定産業医
略歴・経歴
- 2015年3月 日本医科大学医学部卒業
- 2015年4月~ 虎の門病院(内科)勤務
- 2017年4月~ 東京大学医学部附属病院消化器内科 勤務
- 2021年4月~ いろかわ医院 副院長
院長紹介
「お一人お一人に寄り添った丁寧な診療を心がけています。」
2002年より生まれ育った坂城町に開業し、診療にあたっております。
何か健康に関して気になることがありましたらお気軽にご来院ください。
院長 色川 正彦
資格・所属学会
- 日本内科学会 認定総合内科専門医
- 日本循環器学会 認定循環器専門医
- 日本医師会認定産業医
- 日本消化器がん検診学会 所属
- 日医ジョガーズ所属
略歴・経歴
- 1989年3月 自治医科大学医学部卒業
- 1989年6月~ 自治医科大学附属病院にて初期研修
- 1991年4月~ 飯綱病院内科にて勤務
- 1997年3月 自治医科大学大学院医学研究科
循環器内科 卒業 - 1997年4月~ 飯綱病院内科 医長
- 2002年6月~ いろかわ医院 院長